カテゴリー「酒井桂史名作選」の19件の記事

2016年10月27日 (木)

『酒井桂史作品集』の雑誌未発表作

 今回は『酒井桂史作品集』の雑誌未発表作を紹介します。『將棋王玉編』と重複するものは省きます。

酒井桂史作品集第54番

054

32馬、25玉、14馬、16玉、28桂、27玉、36馬、28玉、37馬、39玉、
48銀、49玉、39金、58玉、59銀、同龍、同馬、同玉、49飛、58玉、
48金
まで21手詰

 ただ玉を追っているだけの手順のようで、今一つです。
 『酒井桂史作品集』創作メモ16と同一図です。

 『酒井桂史作品集』を編集した清水孝晏は『將棋王玉編』を知っていただけではありません。
---
 酒井桂史に魅(ママ)られた私は、その作品集を多くの仲間に知らせたいと思い、酒井氏ともっとも親しかった「ヘタの横槍」の前田三桂翁に手紙を出し、再三にわたって校閲を願い上下各五十局二冊の本※1にまとめた。
 しかし、「酒井桂史作品集」上下だけがすべてではない。各誌に発表されてはいるがまだ作品集にも未集録のものもあれば、前田三桂翁からいただいた酒井氏の「創作メモ」がある。これは名刺二枚分ぐらいの帳面に線を引いて、エンピツ書きの本当の創作メモで、詰将棋(不完全もあるようだ)四十一局※2と必至図二つが記されてある。
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(清水孝晏「知られざる詰将棋」近代将棋1970年3月号)

※1 1951年・1955年、詰将棋クラブ刊
※2 1976年の『酒井桂史作品集』には42局あります。

 ここに掲げる5局は、前田三桂からもらったという「創作メモ」にはなく、別の形でもらったものがあったのかも知れません。



酒井桂史作品集第64番

064

31歩成、同玉、32銀右成、同角、21歩成、同角、同と、同玉、32角、11玉、
22銀成、同玉、23馬、31玉、43桂、42玉、41角成、同龍、同馬、同玉、
51飛成、32玉、31龍、43玉、42飛、54玉、34龍、65玉、45飛成
まで29手詰

41玉で不詰。

 あぶり出し曲詰「シ」。
 駒交換が多いですね。



酒井桂史作品集第75番

075

37龍、同金、17角、28桂成、49飛、38玉、39香、同成桂、同飛、48玉、
57銀、47玉、37飛、同玉、48金、36玉、26金、45玉、46銀、同玉、
28角、45玉、37桂、46玉、57金、55玉、45桂、46桂合、同角、45玉、
56金、54玉、55金、63玉、64金、72玉、63金、83玉、73角成、94玉、
85桂
まで41手詰

46香合は、作意のほかに73金や73桂成、82ととする手順も成立する。

 48に打った金が63までせり上がっていく動きが狙いでしょうか。



酒井桂史作品集第84番

1563

87飛、76玉、78飛、66玉、67飛、56玉、58飛、46玉、47飛、36玉、
38飛、26玉、28飛、16玉、18飛、26玉、27飛、36玉、38飛、46玉、
47飛、56玉、58飛、66玉、67飛、76玉、78飛、86玉、87飛、96玉、
97歩、95玉、75飛、同と、84銀、94玉、83銀右生、同馬、同銀生、93玉、
94銀成、同玉、61角、95玉、96歩、同玉、52角成、95玉、96香
まで49手詰

45銀、66玉、67飛、76玉、78飛以下。

 飛車を二段に打って、横に追う一往復の趣向です。



酒井桂史作品集第87番

087

47馬、同玉、49龍、56玉、46龍、65玉、66龍、54玉、64龍、45玉、
55龍、36玉、46龍、27玉、37龍、18玉、17龍、29玉、19龍、38玉、
48金、同玉、39龍、47玉、37龍、56玉、46龍、65玉、66龍、54玉、
55龍、63玉、64龍、52玉、62龍、41玉、51と、31玉、21歩成、同玉、
22歩、11玉、12歩、同玉、24桂、同香、21歩成、同玉、23香、31玉、
22龍
まで51手詰

 一往復半の龍追い。単に55龍から追っていくと、攻方18歩が残っているので、
12歩が打てません。
 この図も28角が残ってしまいました。

 『酒井桂史作品集』創作メモ9と同一図です。



 以上5局は、雑誌にも『將棋王玉編』にもない図ですが、前田三桂以外からの提供とは考えにくいと思います。

2016年10月25日 (火)

『將棋王玉編』の雑誌未発表作 その4

將棋王玉編第92番

Para71750216

推定作意
46歩、55玉、45飛、54玉、44飛、同玉、54飛、同玉、36馬、55玉、
45馬、64玉、63と
まで13手詰


52飛、53歩合、43飛成、同玉、25馬、54玉、36馬、43玉、53飛成、同玉、63馬、44玉、45馬、43玉、55桂以下。

 邪魔駒消去と絡めて飛二枚を捨てる狙いだと思いますが…。



將棋王玉編第93番

Para71750217

82銀成、同と、81桂成、同玉、71龍、同玉、62角、81玉、71飛、92玉、
84桂、83玉、95桂、93玉、91飛生、92歩合、同桂成、同と、94歩、82玉、
71飛成
まで21手詰

 この図の作意は推定ではありません。『將棋王玉編』には解答がありませんが、『琇玉篇』に同一図があり、作者自筆の解答があります。



將棋王玉編第94番

Para71750218

推定作意
26金、14玉、15金、同玉、26銀、14玉、13と、24玉、23と、同玉、
35桂、13玉、33飛成、23歩、同桂成、同飛、14歩、同玉、34龍、13玉、
35角、24桂、25桂、14玉、15銀、同玉、24角、同飛、27桂、14玉、
26桂
まで31手詰

14と、同玉、34飛成、24銀合、25銀、13玉、24銀、同飛、25桂、同飛、14銀、23玉、32龍以下。

 四桂が並んだところで幕。これが作意かどうか…。



將棋王玉編第95番

Para71750219_2

15馬、同玉、27桂、同と、35龍、同歩、16飛、24玉、15角、14玉、
33角成、25玉、34馬
まで13手詰

16玉、25銀、27玉、16角、26玉、36飛、15玉、24銀、14玉、25角、同玉、34龍、14玉、16飛まで4手変長(歩余り)

 詰パラ1971年3月号の図は誤りで、これが
『將棋王玉編』第95番です。『琇玉篇』に同一図と解答があります。



將棋王玉編第98番(酒井桂史作品集第92番)

1566

34飛、25玉、35飛、16玉、36飛、25玉、26飛、15玉、56飛、26歩、
25金、同玉、26飛、15玉、66飛、26歩、25金、同玉、26飛、15玉、
76飛、26歩、25金、同玉、26飛、15玉、86飛、26歩、25金、同玉、
26飛、15玉、96飛、48成桂、16歩、同成銀、24角、25玉、26歩、同成銀、
同飛、同玉、35角、36玉、37銀打、25玉、26銀、16玉、17銀、15玉、
24角、25玉、26歩、36玉、37歩、45玉、55成桂
まで57手詰

 この図は紹介済み。『將棋王玉編』には解答が付いています。なぜか第99番の解答が先で、
98番はそのあとになっています。
 『將棋王玉編』第66番(中合入り馬による連取り)の姉妹作でしょう。雑誌に発表されていないのは不思議です。



將棋王玉編第99番(酒井桂史作品集第62番)

062

53桂、42玉、51馬、同玉、61龍、42玉、41龍、33玉、34歩、23玉、
43龍、12玉、13歩生、21玉、22歩、同玉、33歩成、13玉、14歩、12玉、
22と、同玉、34桂、21玉、22歩、12玉、13龍
まで27手詰

 攻方歩不成。やや単調な手順です。



 以上、『將棋王玉編』の雑誌未発表作は、イロハ字図26局を除くと今のところ14局ということになります。

2016年10月23日 (日)

『將棋王玉編』の雑誌未発表作 その3

將棋王玉編第17番(酒井桂史作品集第95番)

095  

49金、同玉、58銀、同玉、69角、59玉、48銀、49玉、58角、48玉、
49飛、38玉、39飛、27玉、37飛、26玉、29龍、15玉、24龍、同玉、
33飛成、14玉、15歩、同玉、35龍、25飛合、27桂、14玉、15香、同飛、
同龍、23玉、24飛、32玉、12龍、41玉、44飛、43香合、53桂生、51玉、
61桂成、41玉、43飛成、同桂、51成桂、同玉、53香、61玉、52龍、71玉、
81と、同玉、72金、92玉、73金、93玉、92龍、同玉、83歩成、81玉、
72金
まで61手詰


53飛、32玉、12龍、22歩合、52飛成、42銀合、22龍、同玉、42龍、32飛合、33桂成、13玉、22銀、12玉、11銀成、13玉、12成銀、同飛、14歩、24玉、44龍以下。

 今一つ主張がハッキリしない龍追いだと感じます。58角が残るのも残念なところ。




將棋王玉編第23番(酒井桂史作品集第12番)

012

32銀、同玉、43歩成、同歩、31飛、同玉、86角、同龍、75馬、同龍、
22歩成、41玉、42歩、51玉、61と、同玉、71歩成、51玉、41金、62玉、
72と引、同龍、同と、同玉、92飛、82歩、同飛生、61玉、62歩、71玉、
81飛成、62玉、63歩、73玉、84龍、72玉、82龍、61玉、62龍
まで39手詰

 この図も紹介済みです。『將棋王玉編』第15番の姉妹作ですね。龍を連続で捨てるのに対して、本局は角馬連続捨て。意味付けは同じ打歩詰回避です。



將棋王玉編第91番

 「九〇番迄の作品と九一番以降の作品では、駒文字の書体が明らかに違っており、しかも、九一番からは詰手順の記入もありません。…九一番以降は前田三桂翁が追記したものと見る事ができます」(大塚播州氏・詰パラ1971年3月号)。
 「九一番からは詰手順の記入もありません」というのは正確ではなく、98番、99番は詰手順の記載があります。駒文字の書体が違うのと同様に手順の字も違います。
 山村兎月が作成、頒布していた写本は全部が手書きなのではなく、作品の部は印刷された盤面に駒文字印を押したものです。手順は手書きですが「第○番」の部分は印押しです。

Para71750215_2

 第91番の図はこうなっています。
左の図は、持駒が何枚あっても詰まないので誤図でしょう。
 削除された右の図は、将棋月報1931年7月号掲載作(
將棋王玉編第53番、酒井桂史作品集第6番)に似ています。

1065_2

94金、同玉、93金、同玉、92飛、同玉、91飛、同玉、73角、92玉、
82角成
まで11手詰

2016年10月22日 (土)

『將棋王玉編』の雑誌未発表作 その2

 『將棋王玉編』に収録された雑誌発表作ではない作品の続きです。
 清水孝晏は塚田名人(当時)宅で
『將棋王玉編』を見たと書いています(近代将棋1970年3月号「知られざる詰将棋」)。
 その後大塚播州氏の手に渡り、現在に至っています(詰パラ1971年3月号)。



將棋王玉編第10番(酒井桂史作品集第15番)

015

29金、同馬、同飛、18玉、19飛、27玉、17飛、26玉、18桂、17玉、
29桂、27玉、37飛、16玉、36飛、15玉、26角、25玉、35と、16玉、
37角、27玉、26飛、18玉、16飛、29玉、19飛
まで27手詰

 飛角がカタコト動く箱庭詰将棋。73角から28角成の筋を見せて迫りますが、27玉なら以下、26飛、18玉、16飛、29玉、19飛でその狙いが実現し、2手短くなります。
 49とは、37角、36玉、35飛、47玉、73角成、58玉、38飛とする余詰防止駒です。



將棋王玉編第11番(酒井桂史作品集第9番)

009

82歩成、73玉、55角成、84玉、73馬、同玉、83飛、74玉、66桂、同成香、
65銀、同成香、66桂、同成香、75歩、65玉、63飛成、同龍、55金
まで19手詰

 この図は紹介済みです。2種類の邪魔駒消去。



將棋王玉編第15番(酒井桂史作品集第10番)

010

72金、同玉、77飛、同と、76飛、同成桂右、82角成、62玉、63歩、52玉、
42歩成、53玉、44成桂、42玉、64馬、同成桂、43成桂、31玉、32銀、22玉、
33角、12玉、21銀生、23玉、32銀生、14玉、15角成、同玉、16香、25玉、
26銀、24玉、15銀、25玉、26金
まで35手詰

 この図も紹介済みです。縦に並んだ飛車が打歩詰の元凶になっているため、72玉のタイミングで2枚とも捌いてしまわないといけないというしくみです。



2016年10月17日 (月)

『將棋王玉編』の雑誌未発表作

 1943年頃に頒布されたという山村兎月編『將棋王玉編』100局(2局は重複しているので実質98局)には雑誌未発表作が最大で39局あります。最大、というのは「將棊の國」に掲載された作品が不明だからです。
 これらの作品は雑誌からでないとしたらどこから来たのか。当然、酒井桂史自筆作品集『王玉篇』50局から来たというのが自然でしょう。
 このうち第25番から第50番はイロハ字詰(ノまで)ですが、『王玉篇』にもあったことは、さまざまな証言から確実だと思われます。高橋與三郎は
「詰上がり片假名文字形態に構成したる詰手既に二十六局も成案ありしといふ」とハッキリ26局と書いています。
 現在確認できる雑誌発表作の最も古いものは1925年1月号掲載作です。『王玉篇』は1925年には出来ていたと言われていますが、全局が『王玉篇』作成時点では未発表作だったかも知れません。残る24局のどれが『將棋王玉編』に組み込まれたのか? それが分かれば苦労はしませんが。(笑)

『將棋王玉編』第3番(『酒井桂史作品集』第13番)

013

72と、同玉、63金、同玉、54銀、同玉、66桂、同と、43飛成、63玉、

36角、74玉、63角成、同玉、54龍、72玉、63龍、同玉、52馬、54玉、
46桂、44玉、45歩、35玉、25馬、46玉、47馬、35玉、37香、36桂合、
同馬、34玉、35馬、43玉、44歩、同銀、同馬、同玉、45銀打、43玉、
55桂
まで41手詰

解答は54銀とのみ。成っても成らなくても良い。


54龍は、同歩、52馬、72玉で逃れ。
『酒井桂史作品集』では玉方32歩脱落のため36歩合で詰まない。

 邪魔駒だらけの図です。43銀は52馬から85馬とする変化の邪魔。47飛と58桂は69角の邪魔。47飛は43飛成となった時点では34馬の邪魔なので、歩を取ったあとの角で引き戻し、54→63と押し込むのが良い味。



『將棋王玉編』第4番(『酒井桂史作品集』第11番)

0072


13香成、同玉、14銀、同玉、15金、23玉、32馬、34玉、26桂、同と、
46桂、同銀、24角成、44玉、33馬引、53玉、42馬、44玉、33馬左、53玉、
44馬、52玉、53馬、同玉、42馬、44玉、45歩、35玉、24馬、36玉、
46馬、27玉、28銀、18玉、19銀、27玉、28馬、36玉、46金
まで39手詰

 この図は紹介済みの將棋月報1925年6月号作。上記作品に似た雰囲気があります。
 発表図は玉方58とがなく、21馬、23玉、13香成、34玉、43馬、同歩、45銀、25玉、29香、28角合、同香、27歩合、15飛、26玉、48角以下の余詰がありました。

月報1928年8月号
加藤文卓
此餘詰ある事を作者酒井氏に通知しました所同氏よりは極めて謙譲なる御解答に接しました而して此圖に玉方「五八と」を加へたならば餘詰は消失すると思ふ(即ち前記四八角打の手がなくなるから)との御意見を寄せられました


『將棋王玉編』第5番(『酒井桂史作品集』第63番)

063


54角左成、42玉、52角成、33玉、42馬、22玉、31馬、同金、同飛成、13玉、
22銀、14玉、36馬、25金合、13金、同銀、同銀成、24玉、33銀、13玉、
22銀生、14玉、11龍、24玉、15龍、同玉、27桂、16玉、19飛、17合、
28桂
まで31手詰

19飛は作意。

52角成、44玉(52同玉は43銀から41飛成)、34馬、55玉、54角成、46玉、41飛成、57玉、58銀、同玉、36馬、68玉、78金以下の余詰。

 この図は前半の馬の動きに面白さはありますが、後半は腰砕けの感。


2016年10月15日 (土)

『將棋王玉編』と『酒井桂史作品集』対比表

 今回は、「詰棋めいと」第10号12頁、『將棋王玉編』と『酒井桂史作品集』の対比表の検討です。着色は訂正が必要な箇所。

將棋王玉編 酒井桂史作品集 初出誌 備考 訂正事項
1 90 將棋之友1925/06
2 4 將棋之友1925/03
3 13
4 11 將棋月報1925/06
5 63
6 3 將棋之友1925/04
7 93 將棋月報1934/12
8 將棋月報1934/05 初出誌あり
9 將棋月報1926/02 初出誌あり
10 15
11 9
12 74 將棋新誌1925/08
13 70 將棋月報1934/06
14 7 將棋月報1925/08
15 10
16 76 將棋月報1925/07
17 95
18 22 將棋新誌1925/07 86と重複
19 20 將棋月報1925/03
20 51 將棋新誌1925/04
21 89 將棋月報1925/12
22 81 將棋月報1925/09
23 12
24 8 將棋月報1932/09
25 25 イの字
26 26 ロの字
27 27 ハの字
28 28 ニの字
29 29 ホの字
30 30 ヘの字
31 31 トの字
32 32 チの字
33 33 リの字
34 34 ヌの字
35 35 ルの字
36 36 ヲの字
37 37 ワの字
38 38 カの字
39 39 ヨの字
40 40 タの字
41 41 レの字
42 42 ソの字
43 43 ツの字
44 44 ネの字
45 45 ナの字
46 46 ラの字
47 47 將棋月報1935/02 ムの字
48 48 ウの字
49 49 ヰの字
50 50 ノの字
51 83 將棋月報1931/09
52 5 將棋月報1931/07
53 6 將棋月報1931/07
54 2 將棋月報1932/03 100と重複
55 18 將棋月報1932/04
56 57 將棋月報1932/05
57 17 將棋月報1932/12
58 96 將棋月報1931/03 初出誌あり
59 66 將棋月報1931/05
60 72 將棋月報1931/06
61 14 將棋月報1931/07
62 100 將棋月報1931/08
63 86 將棋月報1931/10
64 65 將棋月報1931/11
65 16 將棋月報1931/12
66 99 將棋月報1928/08
67 56 將棋月報1927/05 ×將棋月報1932/02
68 1 將棋月報1932/06
69 將棋月報1932/07
70 61 將棋月報1927/06
71 78 將棋月報1926/05
72 79 將棋月報1926/10
73 94 將棋月報1926/08
74 80 將棋月報1926/07
75 67 將棋月報1926/09
76 85 將棋月報1927/03
77 82 將棋月報1926/12
78 98 文藝倶楽部1927/11
79 53 將棋新誌1925/02
80 68 文藝倶楽部1927/11
81 71 將棋月報1925/01
82 91 將棋月報1926/06
83 88 將棋月報1934/01
84 23 將棋月報1934/02 75→23、×將棋月報1935/01
85 55 將棋新誌1925/02
86 22 將棋新誌1925/07 18と重複 12→22
87 將棋新誌1926/08
88 69 將棋新誌1926/09
89 59 將棋新誌1926/11
90 77 將棋新誌1926/08
91
92
93
94
95
96 60 將棋新誌1925/06
97 將棋月報1933/10 初出誌あり
98
99
100 將棋月報1932/03 54と重複

2016年10月13日 (木)

『酒井桂史作品集』と『將棋王玉編』対比表

 『酒井桂史作品集』(1976・野口益雄刊)と『將棋王玉編』(1938年頃・山村兎月写本)の対比表は「詰棋めいと」第10号(1990年3月)20、21頁に掲載されていますが、いくつかの誤りがあります。
 それを訂正したのがこの表です。着色した部分が訂正箇所。

酒井桂史作品集 將棋王玉編 初出誌 備考 訂正事項
1 68 將棋月報1932/06
2 54・100 將棋月報1932/03 重複 ×將棋月報1932/04
3 6 將棋之友1925/04
4 2 將棋之友1925/03
5 52 將棋月報1931/07
6 53 將棋月報1931/07
7 14 將棋月報1925/08
8 24 將棋月報1932/09
9 11
10 15
11 4 將棋月報1925/06
12 23
13 3
14 61 將棋月報1931/07
15 10
16 65 將棋月報1931/12
17 57 將棋月報1932/12
18 55 將棋月報1932/04
19 將棋月報1934/07
20 19 將棋月報1925/03
21 將棋月報1931/09
22 18・86 將棋新誌1925/07 重複
23 84 將棋月報1934/02 なし→84
24 將棋月報1926/02
25 25 イの字
26 26 ロの字
27 27 ハの字
28 28 ニの字
29 29 ホの字
30 30 ヘの字
31 31 トの字
32 32 チの字
33 33 リの字
34 34 ヌの字
35 35 ルの字
36 36 ヲの字
37 37 ワの字
38 38 カの字
39 39 ヨの字
40 40 タの字
41 41 レの字
42 42 ソの字
43 43 ツの字
44 44 ネの字
45 45 ナの字
46 46 ラの字
47 47 將棋月報1935/02 ムの字
48 48 ウの字
49 49 ヰの字
50 50 ノの字
51 20 將棋新誌1925/04
52 將棋月報1927/04 ×將棋月報1931/09
53 79 將棋新誌1925/02
54 85→なし
55 85 將棋新誌1925/02 67→85
56 67 將棋月報1927/05 ×將棋月報1932/02
57 56 將棋月報1932/05
58 將棋月報1933/06
59 89 將棋新誌1926/11
60 96 將棋新誌1925/06
61 70 將棋月報1927/05 ×將棋月報1927/06
62 99 5→99
63 5 なし→5
64 シの字
65 64 將棋月報1931/11
66 59 將棋月報1931/05
67 75 將棋月報1926/09
68 80 文藝倶楽部1927/11
69 88 將棋新誌1926/09
70 13 將棋月報1934/06
71 81 將棋月報1925/01
72 60 將棋月報1931/06
73 將棋月報1943/10 84→なし、×將棋月報1935/01
74 12 將棋新誌1925/08
75
76 16 將棋月報1925/07
77 90 將棋新誌1926/08
78 71 將棋月報1926/05
79 72 將棋月報1926/10
80 74 將棋月報1926/07
81 22 將棋月報1925/09
82 77 將棋月報1926/12
83 51 將棋月報1931/09
84
85 76 將棋月報1927/03
86 63 將棋月報1931/10
87
88 83 將棋月報1934/01
89 21 將棋月報1925/12
90 1 將棋之友1925/06
91 82 將棋月報1926/06
92 98
93 7 將棋月報1934/12
94 73 將棋月報1926/08
95 17
96 58 將棋月報1931/03 初出誌あり
97 將棋月報1943/10 初出誌あり
98 78 文藝倶楽部1927/11
99 66 將棋月報1928/08
100 62 將棋月報1931/08

 52、56番は「甲矢龍之介」名義が早い。2、61、73番は初出年月誤り。
 磯田征一氏に感謝。

2014年2月 1日 (土)

酒井桂史名作選(補遺)

『作品集』第9番
09

82歩成、73玉、55角成、84玉、73馬、同玉、83飛、74玉、66桂、同成香、
65銀、同成香、66桂、同成香、75歩、65玉、63飛、同龍、55金
まで19手詰

 74玉は、64馬、85玉、75馬、94玉、93飛、同玉、95香以下。

 73玉となった途端に84香が邪魔駒になっているという狙いです。66桂以下も原形のまま56銀の邪魔駒を消去する手筋です。間接消去と直接消去ですね。
 75成香が気に入らないので採り上げなかったのですが、75とに換えることも、構図を小さくできることも分かりました。

09_3

 74玉は、64馬、85玉、75馬、94玉、95歩、同玉、85飛、96玉(94玉は、95歩、93玉、83香成)、97歩、同と、86馬まで15手。


『作品集』第51番「将棋新誌」1925年4月
51

55桂、同飛左、54銀、同飛上、32銀、52玉、53歩、42玉、34桂、同香、
52歩成、同玉、41銀生、51玉、33馬、41玉、42馬
まで17手詰

 同飛上は、32銀、52玉、63銀以下。
 同飛引は、35桂、同香、34銀まで。

 『作品集』の中に、盤面一桁で収まっている作品は3局あります。その中で、最も好ましいと思える作品です。
 まさに手筋という世界ですね。小技もうまいものです。


『作品集』第52番「将棋月報」1931年9月
52

26銀、24玉、35龍、同角、25銀、13玉、19飛、17角、同飛、23玉、
34角、同金、14銀、24玉、25歩、同金、同銀、同玉、35金
まで19手詰

 25銀は、13玉、19飛、23玉で打歩詰。
 17桂合は、同飛、同角、14歩、23玉、15桂まで。
 23玉は、24歩、同角、14銀、34玉、26桂まで。
 34同銀は、同玉、35金、23玉で打歩詰。

 取歩駒の角を移動中合で捨てて打歩詰に誘致する狙い。
 こんにちではときどき見かけますが、この当時は極めて斬新だったと思います。
 55と、56成桂が不経済なので、一枚減らす案を考えました。

52_2

2014年1月31日 (金)

酒井桂史名作選11(最終回)

 昨日の「銀一回転」のアクセス数が異常に多い。
 何でやろと思ったら、TETSUさんが「ネット詰棋界注目情報」に掲示してくれていたのであった。効果覿面なんだなあ。
 その銀一回転の伊藤正氏作は、ずいぶん前に改作したことがある。
 伊藤さんの作品を改作(作意不変)するなど畏れ多い所業だが、思えば人様の作をあれこれする端緒になったものなので、あえてここに掲げたい。伊藤さん、ごめんなさい。

7
 
 酒井桂史名作選10で「詰パラ2013年11月号で玉方が一局増えました。結果発表(2月号)を乞うご期待。」と書いたのは、短大の若島さん作でした。
 合駒を入れること自体はそれほど難しくありません(相馬氏作のように中合で不利合駒を入れるのはとっても難しいです)が、その後どう収めるかが腕の見せどころ。金歩不利交換でいくか、別の手段でいくか。若島さん作は別の手段でしたね。

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『作品集』第98番「文藝倶楽部」1927年11月
98

13飛、同飛、同と、同香、54飛、15玉、55飛、14玉、54飛、15玉、
16歩、同馬、同金、同玉、18香、同と、38角、15玉、55飛、25歩合、
同飛、14玉、15飛、同玉、16歩、14玉、47角、25歩合、同角、24玉、
43角成、35玉、36歩、45玉、46歩、56玉、65馬左、67玉、76馬、78玉、
87馬、89玉、98馬、78玉、87馬右、67玉、76馬、56玉、89馬、55玉、
45馬、64玉、86馬、65玉、77桂、74玉、85馬、83玉、94馬、82玉、
83歩、92玉、84桂、91玉、82歩成、同金、92歩、同金、81馬、同玉、
72馬、91玉、92桂成、同玉、83金、91玉、82馬
まで77手詰

 24歩合は、同飛、15玉、16歩、同馬、同金、同玉、18香、同と、
38角、15玉、25飛、14玉、15飛、同玉、16歩、14玉、47角、25歩合、
同角、24玉、52角成、35玉、36香、45玉、63馬左、56玉、34馬、66玉、
67歩、75玉、85とまで37手。
 25歩合も可。
 24歩合も可。
 75金合は、76桂、74玉、84と、65玉、77桂、66玉、67歩以下。
 同玉で、2手変長。

 飛の上下動、馬追いともに中途半端な感じですが、24歩合の変化が面白いです。24歩合、同飛だと55歩が消えないので、玉方の退路の邪魔になって早詰というしくみになっています。置駒を取らせて延命を図っているのです。
 この図はもともと21金がなく早詰順があったのですが、こちらの方がむしろ面白いのではないかと思います。不要な駒を取り去るとこうなります。

98_2

13飛、同飛、同と、同香、54飛、15玉、55飛、14玉、54飛、15玉、
16歩、同馬、同金、同玉、18香、同と、38角、15玉、55飛、25歩合、
同飛、14玉、15飛、同玉、16歩、14玉、47角、25歩、同角、24玉、
43角成、35玉、36歩、45玉、46歩、56玉、65馬左、67玉、76馬、78玉、
87馬、89玉、98馬、78玉、87馬右、67玉、76馬、56玉、57歩、55玉、
65馬、44玉、56桂、34玉、33銀成、同玉、32馬、34玉、43馬左、同桂、
23馬
まで61手詰

 収束の変長もありません。この図でもの手順前後は消えませんが。

 発表図の作意に戻って、桂合ができないのは25合が桂だと不詰になるため。銀合ができないのは75銀合で不詰になるため。しかし玉方持駒に金があると収束で変長。
 17金と37とを入れ替えれば金合もできないので変長はなくなりますが、それもどうかと。


『作品集』第99番「将棋月報」1928年8月
99

95と、同玉、87桂、96玉、76飛、87玉、86飛、同玉、76馬、95玉、
96歩、同玉、54馬、76歩、87金、同玉、76馬、96玉、43馬、76歩、
87金、同玉、76馬、96玉、32馬、76歩、87金、同玉、76馬、96玉、
87馬、同玉、21馬、76歩、同馬、96玉、85馬、同玉、87香、86歩、
同飛、74玉、75歩、同玉、76歩、74玉、73成桂、同玉、83歩成、62玉、
73と、52玉、82飛成、41玉、33桂生、31玉、71龍、22玉、21龍、13玉、
14歩、同玉、15歩、同玉、16歩、同玉、17歩、同玉、28龍、同玉、
29香、17玉、18歩、16玉、27銀、15玉、26銀、14玉、25銀、23玉、
24銀、32玉、23銀成、43玉、44歩、53玉、54銀、42玉、43歩成、51玉、
41桂成、61玉、52と、同玉、63銀成、41玉、32成銀、同玉、33歩成、41玉、
32と、51玉、62成銀
まで103手詰

 86桂合は、87金、95玉、96歩、94玉、93成桂以下。
 76桂合は、同飛、い86飛合(他の合駒は品切れ)、同飛、同歩、94飛、95飛合、同飛、同玉、94金、85玉、75飛、94玉、76馬まで。
 86歩突は、同飛、同玉、87金、95玉、96歩、94玉、76馬以下。

 第92番の金連取りを馬にした作品です。
 大駒を捌いて、小駒だけの詰上り。第92番の姉妹作なので、収束は短くして似たような手数にしたいところですね。


『作品集』第100番「天馬空行」
「将棋月報」1931年8月
Photo

56龍、同と、57金、同と、38銀、同玉、37と、同玉、46銀、28玉、
18飛、同銀成、同角成、38玉、27銀、47玉、36銀、56玉、45銀右、65玉、
54銀、74玉、63銀生、83玉、72銀生、92玉、84桂、93玉、85桂、84玉、
62角成、74玉、63馬引、65玉、54馬右、56玉、57銀、同玉、58歩、56玉、
45馬、47玉、36馬、38玉、27馬、47玉、36馬左、56玉、57歩、同玉、
58金、56玉、45馬、65玉、54馬、74玉、63馬、65玉、54馬右、56玉、
45馬、65玉、54馬左、74玉、56馬、84玉、83銀成、95玉、96金、同玉、
78馬、86玉、87馬引、85玉、86香、74玉、56馬、63玉、45馬、62玉、
72成銀、53玉、54馬右、42玉、43馬、41玉、31歩成、同玉、22歩成、同金、
21馬、41玉、42歩、同玉、43馬左、41玉、32馬右、同金、33桂、同金、
42歩、31玉、21と
まで103手詰

 唯一、題名のある作品ですが、「空を行く」なので正しい語順は「行空」だと思います。漢文の授業で「鬼と(ヲニト)出会ったら帰れ」って習いませんでした?(笑)
 私は中篇主体で、長篇はほとんどつくったことがない(100手超えは一局だけ)ので、今一つピンと来ないのですが、タダで取れる金を取らず、龍を捨てる序奏
(角筋を通す意味)から銀がせり上がっていく辺りはうまいですね~。
 二枚馬で絞り込んでいく過程には冗長な感じもなく、収束も綺麗にできています。が、これが代表作と言われると、ちょっと違うのではないかと思います(個人的には第77番が最も優れていると思う)が、酒井桂史の馬追い作では最高の出来であることは間違いありません。

 以上、25局いかがでしたか。
 構想作も趣向作も自在につくった酒井桂史はやはり偉大な作家ですね。

2014年1月29日 (水)

酒井桂史名作選10

 銀先銀歩につづいて、金先金歩総まくり。
 まずは、攻方から。

高木秀次氏作「千早城」
「詰パラ」1963年2月
Photo_3

32歩成、同玉、42金、同玉、52と引、32玉、33歩、22玉、34桂、11玉、
21角成、同玉、32歩成、同歩、33桂生、同歩、12歩成、同玉、14香、13金合
同香成、同玉、22銀、14玉、18飛、同飛成、13金、25玉、26と、34玉、
33銀成、同玉、34金、同玉、25と、45玉、46歩、54玉、63銀生、65玉、
66歩、56玉、57金、55玉、56金、64玉、74銀成、同金、65金、同金、
同歩、同玉、74銀、同玉、75金、73玉、63と、同玉、53香成、73玉、
74歩、72玉、62と
まで63手詰

 難攻不落、正解者ゼロの名作。
 史上初の双方金先金歩です。
 完本『詰将棋 トライアスロン』その9の解説も参照してみて下さい。


植田尚宏氏作「近代将棋」1982年12月
Photo_4

12金、同玉、13歩、11玉、21馬、同玉、33桂生、32玉、42飛、33玉、
24銀右、同歩、34歩、23玉、12飛成
まで15手詰


若島正氏作「将棋世界」1983年1月
Photo_5

24金、同玉、25金、23玉、24歩、22玉、42飛成、11玉、22龍、同玉、
23歩生、11玉、12歩、同玉、32龍、11玉、22歩成
まで17手詰


素田黄氏作「詰パラ」1984年10月
Photo_6

23龍、25玉、34龍、同玉、12馬、23金合、同馬、25玉、14馬、34玉、
35金、同金、25金、45玉、35金、56玉、67金、55玉、56歩、64玉、
54角成、同玉、55香、64玉、75銀、同玉、85と、64玉、65歩、同玉、
32馬、64玉、54馬
まで33手詰


「詰パラ」2011年2月
Photo_8

33香、21玉、23香、22金合、同香成、同玉、13金、同歩、同歩成、同香、
23金、同玉、35桂、33玉、23金、44玉、45歩、53玉、57飛、55歩合、
同飛、同桂、54歩、同玉、64銀成
まで25手詰

 拙作です。双方金先金歩二号局。( ̄^ ̄)


「詰パラ」2012年8月
Photo_9

55龍、同香、27桂、25玉、26歩、同と、16金、同玉、17金、同と、
28桂、同と、17歩、25玉、69馬、58歩合、同馬、同香、26歩、同玉、
37金、25玉、36金
まで23手詰

 銀先銀歩と同じしくみの使い回し。セコイの声には一言もございません。(^^;

 次は玉方です。


柏川悦夫氏作「近代将棋」1961年11月
Photo_10

21金、同玉、13桂生、31玉、33香、32金合、同香成、同玉、42金、同玉、
52歩成、31玉、33香、32歩合、同香成、同玉、33歩、31玉、21桂成、同玉、
43馬、12玉、35馬、19と、13歩、23玉、32馬
まで27手詰

 玉方金先金歩一号局。43金の迂回手順が残念。



三上毅氏作「本能寺」
「詰パラ」1962年1月
Photo_11

56飛、44玉、54飛、同と、62馬、55玉、73馬、64飛合、同馬、同と、
56飛、45玉、75飛、同と、63角成、34玉、54飛、44金合、同飛、同香、
35金、23玉、32銀生、12玉、21銀生、23玉、15桂、同歩、24歩、14玉、
26桂、同歩、36馬、同と、25銀
まで35手詰

 54飛で余詰。手っ取り早く直すには玉方78歩を配置。



高木秀次氏作「千早城」
「詰パラ」1963年2月

 双方金先金歩なので、こちらにも。



田島暁雄氏作「近代将棋」1971年11月

玉方銀先銀歩+玉方金先金歩。玉方銀先銀歩で紹介しました。


小林譲氏作
「詰将棋パラダイス」1979年5月
玉方飛先飛香+玉方金先金歩。

七條兼三氏作「詰パラ」1981年8月
玉方銀先銀歩+玉方金先金歩+玉方飛先飛歩。玉方銀先銀歩で紹介しました。


鮎川まどか氏作「詰パラ」1997年11月
Photo_13

64金、同銀、同と、同玉、53銀生、55玉、66金、同玉、57銀、同歩成、
61龍、64金合、同龍、同と、77銀、65玉、66金、74玉、64銀成、同玉、
84龍、74歩合、56桂、同角生、63金、54玉、74龍、同角、65金、同玉、
66歩、54玉、55歩、同玉、45馬
まで35手詰


「詰パラ」2011年2月

 拙作、上記を参照して下さい。


若島正氏作「詰パラ」2011年7月

 玉方銀先銀歩(不利移動合)+玉方金先金歩(不利応接)+玉方香先香歩+玉方飛先飛歩。玉方銀先銀歩で紹介しました。


相馬慎一氏作「詰パラ」2012年11月
Photo_12

64金、44玉、45歩、同桂、54金、同玉、76馬、55玉、65馬、44玉、
43馬、55玉、46銀、同玉、67歩、68金合、同馬、57銀合、同馬、同桂成、
55銀、56玉、65馬、67玉、77金、同玉、87馬、67玉、78龍、56玉、
65馬、45玉、54銀、46玉、55馬、同玉、35龍、54玉、74龍、43玉、
44龍左、52玉、62香成
まで43手詰

 中合による金先金歩。57銀合は玉方二歩禁回避です。

 詰パラ2013年11月号で玉方が一局増えました。結果発表(2月号)を乞うご期待。

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『作品集』第92番
92

34飛、25玉、35飛、16玉、36飛、25玉、26飛、15玉、56飛、26歩合、
25金、同玉、26飛、15玉、66飛、26歩合、25金、同玉、26飛、15玉、
76飛、26歩合、25金、同玉、26飛、15玉、86飛、26歩合、25金、同玉、
26飛、15玉、96飛、48成桂、16歩、同成銀、24角、25玉、26歩、同成銀、
同飛、同玉、35角、36玉、37銀打、25玉、26銀、16玉、17銀、15玉、
24角、25玉、26歩、36玉、37歩、45玉、55成桂
まで57手詰

 飛車による金の連取りです。
 攻方53歩は、26同角、25玉、24金、16玉、53角成をさせないため。かわりに攻方43歩でも良いです。
 成桂はすべてと金に置き換え可能です。17成銀は置き換えできません。
 16歩も可。これは限定できます。
 成桂も、と金にして・・・。

92_2


『作品集』第94番
94

76金、同玉、65角、86玉、76飛、97玉、96飛、88玉、98飛、77玉、
78歩、同と、同飛、86玉、76飛、97玉、96飛、88玉、98飛、77玉、
78歩、86玉、96飛、同玉、87角、97玉、98飛、86玉、96飛、75玉、
76飛、64玉、73飛成、55玉、64龍、46玉、55龍、37玉、46龍、28玉、
37龍、同玉、82馬、26玉、27歩、25玉、43角成、14玉、25金、13玉、
46馬、35香、同馬、同桂、17香、22玉、33と、31玉、32馬
まで59手詰

 75玉は、76飛、64玉、73飛成、55玉、64龍以下。
 左下隅で小さく飛回転のあと、龍が斜めに単騎追い。
 特に悩むところもなく、駒の動きを楽しむ作品ですね。


『作品集』第97番
97

46龍、同桂、54馬、35玉、36歩、同成銀、同馬、44玉、54馬、35玉、
26銀、同成銀、36歩、同成銀、同馬、44玉、54馬、35玉、26銀、同成銀、
36歩、同成銀、同馬、44玉、54馬、35玉、26銀、同成銀、36歩、同成銀、
同馬、44玉、54馬、35玉、26銀、同馬、36歩、同馬、同馬、44玉、
54馬、35玉、26角、同玉、36馬、15玉、14金、同玉、22香成、24玉、
25飛、33玉、23飛成、42玉、32成香、51玉、21龍、62玉、71龍、同玉、
82歩成、同玉、73金打、91玉、81馬、同玉、83香、71玉、82香成、61玉、
72成香、51玉、62成香
まで73手詰

 同玉は、36馬、15玉、14金、同玉、22香成、25歩合、13飛、24玉、23飛成以下。
 成銀はがしです。
 これまた黒川さんを思い出すようなシンプルな趣向ですね。
 23飛でも良いのは残念ですが、気にしないでおきましょう。(笑)

-----前段が長すぎて、つづく-----

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