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2017年8月28日 (月)

プチ懸賞付き! 「詰棋界」 その61

 通巻第22号のつづきです。全体のページ構成はこちら
 最後にプチ懸賞があります。

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Cクラス
21号解答

⑮植田尚宏作

Tumekikai0980

33桂、同銀、32角成、12玉、24桂、同歩、34馬、同銀、22飛
まで9手詰


△サッパリと気持よい
=森田正司=

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Aクラス
21号解答

G 市川靖雄氏作
▲出題図では不完全でありました。作者より修正図が来ておりますので、これを発表しておわびにかえます。

Tumekikai0970

47銀、35玉、46銀、同玉、56金、35玉、46金、同玉、96飛、35玉、
36馬、34玉、35歩、24玉、13銀生、同玉、14馬、22玉、21桂成、同玉、
87角、54桂合、同角、同歩、31桂成、22玉、26飛、同飛成、21成桂、同玉、
32銀生、22玉、34桂、12玉、24桂、同龍、22桂成、同龍、13歩、同龍、
同馬、同玉、33飛、24玉、34飛成、13玉、23龍
まで47手詰


▽看寿・宗看を思わせる作。最後まで一分のユルミなくすばらしい傑作。
=北原義治=

▲本局の主眼は47銀から金銀を捌き、96飛を作るにある。
 この飛車出の目的は26飛と一転する妙手により一やく脚光を浴びる。このねらい正に至妙というべし。

※詰棋界の手順は13歩、同龍、22桂成、同龍、13歩、同龍の49手詰だが誤り。
 原図は下記の通り。

0970

 修正図でも余詰がある。
47馬、35玉、36馬、34玉、35歩、24玉、13銀生、同玉、14馬、22玉、21桂成、同玉、87角以下。銀も金も飛車も捌く必要がない手順。


H 黒川一郎氏作

Tumekikai0971

41銀生、63玉、52銀生、72玉、61銀生、83玉、72銀生、92玉、83金、同金、
同銀成、同玉、93金、同玉、85桂、83玉、73桂成、同玉、84銀打、63玉、
64銀、同玉、24飛成、44歩合、同龍、54歩合、55龍、63玉、64歩、52玉、
42飛成、同玉、33角成、同玉、44龍、22玉、14桂、11玉、12歩、同玉、
13歩、同玉、25桂、同香、24金、12玉、13歩、11玉、22桂成、同玉、
33龍、11玉、12歩成、同玉、23金、21玉、22龍
まで57手詰


▲本局の題はたしか「野分」と記してあった。終束などを見ると正にそのものズバリであるようだ。
 最初の出だしの銀千鳥はさしてむずかしい手順ではないが、さすがロマンチストで、一貫した手順を巧妙にまとめている。
 なお24飛成の時、44歩と一旦中合をする手が急所でここを同香、または63玉では(イ)同香は55角成、(ロ)63玉64龍以下いずれも早詰になる。
 44歩は飛角の焦点を一つにする絶妙の中合といえよう。

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第15回会計報告
摘     要 収入 支出 残高
4 前回繰越 5,236
追加払込5名 1,000
新入会者4名 780
寄付1名 100 7,116
5 追加払込3名 620
新入会3名 540
寄付1名 20 8,296
6 追加払込14名 2,770
新入会3名 590
寄付1名 110 11,766
4巻3号印刷代 4,000 7,766
〃発送代 1,984 5,792
案内状 350 5,432
7 追加払込6名 1,170
新入会4名 750
寄付1名 30 7,382
入金通知書 500 6,882
8 追加払込者17名 3,070
新入会者9名 1,710
寄付2名 130 11,792
21号印刷代 8,400
発送代 1,888
案内状 1,000 504
次回繰越 504

この号には次のような紙片が挟み込まれていた。

Photo_2

裏面

Photo_3

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力だめし

195411

 ABは30手以内、BC(ママ)は50手以上各題とも相当の難物ですぞ。あなたの腕前をためす絶好の機会です。
△〆切11月30日 △賞 一題につき一名に図面帳 二名に賞品券

※として4局が掲載されているが、結果発表はなかった。(!)
 作者名はないが、すべて酒井桂史の創作メモの図である。A=創作メモ1、B=メモ16、C=メモ9、D=メモ3。B=メモ16は野口ブックス版『酒井桂史作品集』第54番であり、C=メモ9は同書第87番なので解決済みだが、A=メモ1とD=メモ3は作意が分からない疑問局である。

D図

1074

 初手33歩、22玉、34桂、23玉、42桂成、22玉、32歩成まで、あっけなく詰んでしまう。
 この図については、近い線まで到達することができた。

103_2

24桂、同と、33歩、22玉、23歩、同と、34桂、同と、23歩、同玉、
35桂、22玉、32歩成、同玉、43桂成、同玉、53歩成、32玉、43と、同玉、
54角、42玉、52と、同玉、63角成、51玉、52歩、42玉、53と、32玉、
54馬、23玉、35桂、同と、24香、34玉、43馬、45玉、56銀、36玉、
47金、27玉、37金、28玉、38金、29玉、39金、同玉、48銀打、29玉、
38銀、同玉、16馬、48玉、37角、57玉、47金、66玉、55角、76玉、
43馬、86玉、77角、85玉、95と、74玉、65馬、73玉、55角、72玉、
54馬、61玉、62歩、71玉、81と、同龍、同馬、同玉、83飛、92玉、
82角成
まで81手詰

 原図は、玉方の持駒がない。
 ポイントは、45角を取れる玉方の配置が必要なこと、初手33歩、22玉、12香成、同龍、23歩、13玉、46角のとき玉方持駒香だけでは潰れるので、歩を持っていなければならないこと(24歩合で逃れる)、である。その歩は53とを外して調達した。
 だが問題点が2箇所ある。52香、54香も成立していることが一点。特に54香は、42玉、53香成、32玉、54馬以下64とが残っているので余詰になる。非限定では済まないのだ。もう一点は、創作メモの図にはそれぞれ数字が書いてあるそうで、手数をあらわすという。そうするとこの図は91手詰にならなければならない。
 これが残された課題である。


プチ懸賞

A図

1071

 さてここからが懸賞問題。
 創作メモには27とあるそうです。27手詰の意味ですが、初手34飛、45玉、35飛、同玉、45飛、同玉、23角、35玉、34角成までで詰んでしまいます。はて?
 A図のメモの手数を考慮して、考えられる作意を推理して下さい。求めているのは作意手順だけですので、どうしたら完全作になるかとか、図面まで求めているわけではありません。
 「詰棋界」の図はこれですが、
野口版『酒井桂史作品集』では62成桂が62金になっています。このことは手順に影響があるかも知れませんので念のため。

 賞品は、例によって一名様のみに「詰棋通信」。これも作品集として、後日出版されたものです。
 
図面がなければ不利ということは全くありませんので。もちろん、図面だけの応募は不可です。

 応募方法
 コメント欄に
図面も書かれる場合は、テキストになります。柿木形式でも何でも良いですが、見たら分かるようにお願いします。非公開にします。
 メール、ツイッターの場合、図面がある場合は画像添付でもテキストでも結構です。
 メールアドレス 
botanmn@gmail.com
 ツイッターのDMも可。 @_karineko
 締切 9月10日(日)

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