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2017年3月20日 (月)

「詰将棋パラダイス」1955年10月号
覆面作家


Para54601196

34香、32銀合、同香成、同玉、43銀、同玉、41龍、42香合、53と、同玉、
51龍、52角合、64と左、43玉、
54と上、33玉、34歩、同角、31龍、32飛合、
34と、同玉、32龍、33桂合、12角、23歩合、同角成、同桂、35歩、24玉、
25飛、同桂、34龍、13玉、25桂、22玉、14桂、21玉、23龍、31玉、

22龍、41玉、53桂、52玉、43と、同玉、33桂成、44玉、24龍、45玉、
34龍、55玉、54龍、66玉、75銀、同銀、65龍、57玉、67龍、48玉、
58龍、37玉、59馬、48歩合、同龍、26玉、18龍、35玉、15龍、25金合、
34金、45玉、25龍、35歩合、44金、同香、34龍、55玉、67桂、64玉、
44龍、54銀合、74金、同玉、54龍、64金合、65金、73玉、64金、同銀、
76香、74香合、同香、82玉、83金、同玉、75桂、93玉、94歩、同玉、
83銀、85玉、87香、75玉、86金、66玉、48馬、57歩合、64龍、56玉、
65銀、45玉、54龍
まで113手詰


54と寄、33玉、31龍、32飛合、34歩、同角、同と、同玉、32龍、33桂合、44と、同香、52角、24玉、33龍、同玉、43飛、22玉、34桂以下。

22桂成、41玉、32成桂、51玉、42成桂、61玉、52成桂、同玉、63と右、61玉、53桂、71玉、21龍、82玉、73と寄、93玉、91龍以下。

 本局は「愛を求めて」と題された七種合作品である。「愛」は「合」に掛けていたのである。
 完全なら七種合第一号局だったが、余詰があった。
 
 今回は合駒について講釈を述べる。

---
あいごま【合駒・間駒】
将棋で飛車、角行、香車による王手を防ぐため、そのきき筋の途中に駒を打つこと。また、その駒。間遮(あいしゃ)。合馬(あいま)。間(あい)。
『日本国語大辞典』
---
あいごま【閒駒】
將棋二、敵ノ駒ノ利(キキ)ノ、我ガ駒ニ向キタル時、其駒ト駒トノ閒ニ、歩ナドヲ置キテ防グコト。アヒマ。
『新編 大言海』
---

 『新編 大言海』は「間」(新字体)ではなく、「
」であることに注意。
 「間駒」は良く分かるが、「合駒」は誤用なのだろうか。少なくとも合駒は駒と駒が出「合う」意味ではないし、辞書では「合う」に間の意味は(明示的には)ない。
 しかし「あい」にこの意味があった。
---
あい【間・合】
(一)人、物、事柄などについて、二つのものの間をいう。
(9)「あいごま(合駒)」の略。
『日本国語大辞典』
---

 加藤文卓は一貫して「間」を用いていた。酒井桂史も『琇玉篇』では一箇所を除いて「間」と書いている。
 「間駒」「56角間」の方が気分が出ていて良いかもしれない。

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コメント

覆面作家が誰のペンネームなのかが知りたい所です。服○彰夫さんによると、有名作家が正体とのことですが、誰だったかは、ど忘れしたそうです。

利波さま

コメントありがとうございます。
平田好孝氏かなと思いましたが、覆面作家は神戸だそうで、倉敷の平田氏とは別人のようです。

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