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2016年10月22日 (土)

『將棋王玉編』の雑誌未発表作 その2

 『將棋王玉編』に収録された雑誌発表作ではない作品の続きです。
 清水孝晏は塚田名人(当時)宅で
『將棋王玉編』を見たと書いています(近代将棋1970年3月号「知られざる詰将棋」)。
 その後大塚播州氏の手に渡り、現在に至っています(詰パラ1971年3月号)。



將棋王玉編第10番(酒井桂史作品集第15番)

015

29金、同馬、同飛、18玉、19飛、27玉、17飛、26玉、18桂、17玉、
29桂、27玉、37飛、16玉、36飛、15玉、26角、25玉、35と、16玉、
37角、27玉、26飛、18玉、16飛、29玉、19飛
まで27手詰

 飛角がカタコト動く箱庭詰将棋。73角から28角成の筋を見せて迫りますが、27玉なら以下、26飛、18玉、16飛、29玉、19飛でその狙いが実現し、2手短くなります。
 49とは、37角、36玉、35飛、47玉、73角成、58玉、38飛とする余詰防止駒です。



將棋王玉編第11番(酒井桂史作品集第9番)

009

82歩成、73玉、55角成、84玉、73馬、同玉、83飛、74玉、66桂、同成香、
65銀、同成香、66桂、同成香、75歩、65玉、63飛成、同龍、55金
まで19手詰

 この図は紹介済みです。2種類の邪魔駒消去。



將棋王玉編第15番(酒井桂史作品集第10番)

010

72金、同玉、77飛、同と、76飛、同成桂右、82角成、62玉、63歩、52玉、
42歩成、53玉、44成桂、42玉、64馬、同成桂、43成桂、31玉、32銀、22玉、
33角、12玉、21銀生、23玉、32銀生、14玉、15角成、同玉、16香、25玉、
26銀、24玉、15銀、25玉、26金
まで35手詰

 この図も紹介済みです。縦に並んだ飛車が打歩詰の元凶になっているため、72玉のタイミングで2枚とも捌いてしまわないといけないというしくみです。



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