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2016年5月 4日 (水)

私家版『詰将棋第二部集』 その14

27.鶴田友一 1932/08

1233

21銀生、同玉、22銀、同玉、34桂、21玉、22桂成、同玉、44角、21玉、
11角成、同玉、44馬、33歩合、同馬、22歩合、同馬、同玉、34桂、21玉、
22歩、11玉、12歩、同玉、13歩、11玉、21歩成、同玉、12歩成、同玉、
32龍、13玉、22龍、14玉、25龍、13玉、22龍、14玉、26桂、15玉、
25龍
まで41手詰

44馬も可。

 当時佐世保市の人。「賣捌所」として月報に名前が載っています。山村兎月も
「賣捌所」ですが、書店売りは東京と松本市以外にはなく、あとは将棋会所が二三ある程度で、ほとんどは郵送だったのでしょう。

 手数はかかりますが、難しいところはありません。33歩合、同馬、22歩合は受けの常套手段。四桂が出尽くしているので桂合防止の印象を与えていて損をしていますが、桂合が可能でも詰みます。25成桂は生桂でも大丈夫でした。
 よく捌ける作品です。



28.酒井桂史 1932/09

1251

53桂、同龍、52角成、同龍、53桂、同龍、51桂成、同龍、63角成、52龍、
同馬、同玉、54飛、41玉、53桂、52玉、61桂成、同玉、63飛成、71玉、

74飛、82玉、72飛成、91玉、93龍
まで25手詰

62玉は、53飛成、同玉、54飛、62玉、52飛成、73玉、63龍以下。

53桂合は、同飛寄成、41玉、33桂、32玉、24桂、22玉、21桂成以下。玉方55歩はこの変化に備えた配置(歩合が利くと詰まない)。

51飛成も可。

 43角が邪魔駒。53桂から52角成~53桂と玉方龍を戻しておけば、51桂成を同玉と取る手はありません。同一の守備駒を連続で動かすと翻弄物という雰囲気が出てきますね。
 曖昧になってしまった
収束が惜しまれます。


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