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2016年4月24日 (日)

私家版『詰将棋第二部集』 その9

17.正棋生 1928/11

0591

13金、同玉、25桂、12玉、23角、同金、24桂、同金、13金、11玉、
21歩成、同玉、22銀、32玉、33桂成、41玉、31銀成、同玉、22金、41玉、
32成桂
まで21手詰

 正棋生は当時秋田県の人。
 23角から24桂がこれしかないとはいえ、気持の良い活用。
 手数は中篇ですが、内容は短篇です。玉方45とはどうやら不要駒。



18.伊藤勝喜 1929/01

0614

83桂成、同玉、72銀、84玉、93角、85玉、75角成、96玉、88桂、同と右、
97歩、同と、86金
まで13手詰

 1928年11月から出題時の住所記載(「秋田縣」だったり、「岡山縣土居村」だったり)が無くなり氏名のみになります。
 さらに1930年1月からは出題時の氏名も無くなります。解くに当たって誰の作品か分からない、というのは解答者に臆断を与えない一つの行き方ですが、問題だったのは不完全作のとき氏名が伏せられたままであったこと。このため、月報には作者不明作がたくさんあります。

 初手いきなり歩を取るのが無筋のようで指し難い手。続いて5手目93角が好手。何で取っても金打まで。
 これは良い作品ですね。

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