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2016年3月27日 (日)

『博文舘太陽詰手』 その16

その14以降は、左が原図、右が「太陽」掲載図です。動く将棋盤も原図のものです。

第十九(1898年5月20日号)
甲の部

270100_2 37

86桂、同と、73金、65玉、55と、同と、64金、56玉、46金、同と、
同と、同玉、45金、56玉、55金、46玉、37龍、同玉、27馬、46玉、
56金、同銀生、36馬、55玉、65金、同銀、45馬、64玉、74金、同銀、
54馬、73玉、83成銀、同銀、63馬、82玉、81と、92玉、84桂、同銀直、
82と、同玉、72馬、91玉、93香生、同銀、92歩、同玉、
29角、同と、
83銀、91玉、73馬、81玉、72銀生、92玉、74馬、82玉、83銀、81玉、

92銀、72玉、73歩、62玉、52歩成、71玉、61と、同玉、72歩成、同玉、
73飛、62玉、63馬、51玉、52馬、同玉、43歩成、62玉、53飛成、71玉、
74香、72歩、81銀成、同玉、83龍、82角合、72香成、91玉、82成香、同銀、
92歩、81玉、63角、71玉、72龍
まで95手詰

92歩、同玉、93香も可。
29角を省くと82歩合で打歩詰。
成っても成らなくても可。

 原図は玉図第100番。君仲の最長手順作です。
 斜めに金を3枚並べたあと、玉方の銀を連れて馬がのぼっていく夏木立趣向が始まります。
 左上隅で馬鋸のような形になり、もう一趣向かと期待しますが、飛を取る手順に落ちつきます。


改作図作意
55と、同と、64金、56玉、46金打、同と、同金、同玉、45と、56玉、
55と、46玉、37龍、同玉、27馬、46玉、56と、同銀生、36馬、55玉、
65金、同銀、45馬、64玉、
74金、同銀、54馬、73玉、83桂成、同銀、
63馬、82玉、81と、92玉、84桂、同銀直、82と、同玉、72馬、91玉、
93香生、同銀、92歩、同玉、29角、同と、83銀、91玉、73馬、81玉、
72銀生、92玉、74馬、82玉、83銀生、81玉、92銀生、72玉、73歩、62玉、
52銀成、71玉、61成銀、同玉、72歩成、同玉、73飛、
61玉、52馬、同玉、
43歩成、41玉、
71飛成、51桂、42香、31玉、51龍、22玉、34桂、12玉、
21龍、同玉、23香、12玉、22香成
まで85手詰

46馬、53玉、63馬、42玉、64馬上以下の余詰。
62玉で2手延ばすのが正しい。
62玉が正しい。
42香以下の手段もある。




乙の部

100076

38

58歩、同飛成、67金、同龍、58歩、同龍、48角、同龍、58歩、同龍、
同馬、同玉、68龍、47玉、57飛、36玉、38龍、26玉、16金、同玉、
17飛、26玉、27歩、17玉、18龍
まで25手詰

58同馬は、同玉、68龍、47玉、57飛、36玉で38龍が王手にならない。しかし、

58同馬、同玉、48飛、57玉、68龍、56玉、58飛、47玉、38銀、36玉、27銀、35玉、36歩、同金、同銀、同玉、27金、45玉、65龍、44玉、64龍、33玉、53飛成、43銀合、24金、同玉、46角、35銀合、同角、同玉、47桂、24玉、35銀、13玉、43龍、23角合、24銀打、22玉、23銀成、11玉、22角、21玉、61龍まで。

 原図は図巧第76番。
 66金と37角、2枚の邪魔駒消去。
 初手いきなり67金は同飛不成で打歩詰。龍にしておくのが肝要です。
 
48角のところで潰れていますが、45金はと金にすべきでした。


改作図作意
57角成、同玉、68飛成、47玉、57飛、36玉、38龍、26玉、16金、同玉、
17飛、26玉、27歩、17玉、18龍
まで15手詰
 狙いも何もない図です。


図巧第76番



第二十(1898年6月5日号)
甲の部

100087 39

53歩、51玉、41歩成、61玉、52歩成、同玉、63歩成、同飛、同飛成、同玉、
53飛、
64玉、54飛生、73玉、74歩、63玉、64歩、74玉、63歩成、同玉、
53飛成、同玉、54馬、52玉、53歩、61玉、71と、同玉、74香、73香、
同香生、同馬、81成桂、61玉、52歩成、同玉、53香、41玉、31桂成、同玉、
21馬、同玉、22金
まで43手詰

63同歩は、53歩、61玉、62歩、同玉、54桂、61玉、51と、同玉、42桂成以下。

53同玉は、54馬、52玉、53歩、61玉、71と、同玉、72歩、61玉、52歩成、同玉、53香、41玉、31桂成以下。

53飛成は、同玉、54馬、52玉、53歩、61玉、71と、同玉で74香が打てない。

 原図は図巧第87番。
 歩を打っては成り捨てる手順ですが、
53飛からの数手が巧妙です。


改作図作意

51と、同玉、41歩成、61玉、52桂成、同玉、63歩成、同飛、同飛成、同玉、
53飛、64玉、54飛生、73玉、74歩、63玉、64歩、74玉、63歩成、同玉、
53飛成、同玉、54馬、52玉、53歩、61玉、71と、同玉、72歩、61玉、
52歩成、同玉、53香、41玉、31と、同玉、21馬、同玉、22金
まで39手詰

 74歩消去の意味を二歩禁に求めています。それは良かったのですが、

52桂成、同玉、63歩成、イ同飛、同飛成、同玉、53飛、ロ64玉、54飛生、73玉、74歩、63玉、A64歩、74玉、63歩成、同玉、53飛成、同玉、54馬、52玉、53歩、61玉、71と、同玉、72歩、61玉、52歩成、同玉、53香、61玉、51とまで。



乙の部

100077 40

69桂、同金寄、48金、同金、同銀上、58玉、68金、同金、69馬、同金、
78龍、68歩合、59金、同金、同銀、同玉、69金、同歩成、48龍
まで19手詰

69同飛成は、48金、同金、同銀上、58玉、57金まで。

 原図は図巧第77番。
 必要そうな78馬が実は邪魔駒で、守備駒を下手に動かさないように68金、同金、69馬と、馬金丸損で捨てる。教科書のような手順です。


改作図作意
58銀打、同飛成、同銀上、68玉、
88飛成、78歩合、69飛、同金、同銀、同玉、
79金、同歩成、58銀
まで13手詰
 主眼の部分がなく、
69飛、同金、78飛成の手順前後(というより余詰)もあります。


図巧第77番


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