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2015年1月10日 (土)

田中鵬看著『詰将棋集』 その3

 本書の収録作が150局であることは既に述べました。
 内訳は次の通りです。

手数 局数 完全作 実戦型※
3手詰 10 10 6
5手詰 20 19 10
7手詰 20 16 11
9手詰 20 20 14
11手詰 20 17 12
13手詰 20 17 11
15手詰 20 18 15
17手詰 4 2 3
19手詰 4 2 3
21手詰 4 3 1
23手詰 4 2 3
25手詰 4 1 2
合計 150 127 91

※実戦型には端の桂または香がある作品も含む。

 これらの作品には、入玉図や中段玉もあるので、新聞用というわけでもなさそうです。
 これとは別に、長篇5局の解説があります。

 序文、まえがきを読んで、本書の内容を最も正確に言い当てていると思ったのは、もちろん作者です。実戦型の作品が多いことからも推測がつくと思いますが、詰将棋マニア用の作品集ではありません。従って、マニア向きの内容を期待されている人には、手応えのない作品ばかりということになりますので、その辺りお含みおきのほどを。

 本書の中は、こんな感じです。これを見てもマニア向けでないことがわかります。
Photo

 解くのに苦労する作品はほとんどないと思いますので、作意手順は書きません。
 さすがに3手、5手は易しすぎるので、7手詰から。抜粋して紹介します。

第31番 近代将棋1962年2月修正図

031

 この図の「近代将棋」発表図は左右反転形で、玉方93歩でなく攻方94歩で、余詰がありました。
 『詰将棋集』には将棋雑誌に掲載された作品が、他に2局ありました。塚田賞作品(「近代将棋」1962年5月9手詰)は収録されていません。


第39番 この図は紹介済みですが。

039

第43番
043

第48番
048

第50番
050


9手詰

第52番
052

第57番
057

第58番
058

第59番
059

第60番
060

第66番
066

第67番
067

第68番 『詰将棋工学母艦』第122番として収録されています。
068

つづく

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