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2014年8月13日 (水)

打歩詰大賞7

発表「詰棋めいと」2002年11月

 今回の受賞作は2局だけです。

第7回大賞
山田修司氏作「反先打突歩詰」「近代将棋」2001年10月

340

38銀、同玉、48飛、29玉、38銀、18玉、27銀、同玉、29香、28銀合、
同飛、37玉、48銀、46玉、26飛、37桂合、同角、35玉、36飛、同玉、
47銀打、35玉、46角、同歩、36歩、45玉、37桂
まで27手詰

 
29玉は、49飛、39銀合、同飛、同玉、28角上、49玉、38銀打まで。
 
28金合は、同飛、37玉、48金、46玉、26飛、28銀合、同角、35玉、46角、同歩、36飛、45玉、46飛、同玉、47銀、35玉、36銀打まで同手数駒余り。
 
37桂合は、36飛、同玉、37金、35玉、47桂まで。
 
28飛合は、同香、17玉、18歩、同玉、24香、27玉、26飛、17玉、28角上、18玉、16飛、29玉、19飛まで23手。
 
19香成は、36飛、同玉、37歩、35玉、36銀、46玉、47銀引、35玉、36歩まで25手。
 これは偽作意で、37桂合としてここを潰しておけば37歩と打てません。先打突歩詰を先回りして予防するのが狙いで、「反先打突歩詰」。
 塚田賞も合わせて受賞しました。


 作者は打歩詰大賞受賞の言葉の中で、「先打突歩詰をさせない玉方手段ができないものかと考えたのがこの作の発端」とし、
  突歩したとき、その歩を玉方の駒で取る。
  一つ控えて先打する歩を打てなくする。
の二方法を考えたが、本局はであると述べておられます。

 として発表されたのは次の図です。
山田修司氏作「取歩駒奇談」「詰将棋パラダイス」2001年4月

200204yamasyu

13龍、14桂、24龍、26玉、25龍、同玉、34角、同金、16銀、同玉、
17歩、25玉、16銀、36玉、27銀、25玉、23飛成、24桂、37桂、15玉、
16歩、同桂、26銀、同桂、27桂
まで25手詰

 
27銀と攻めても作意と似たような形になりますが、 23飛成のとき24角合と受けられ、以下37桂、15玉、24龍、同金で16歩が打歩詰になります。



第7回佳作
市島啓樹氏作「詰将棋パラダイス」2001年6月

310035

53龍、34玉、64龍、44桂、同龍、同玉、54角成、34玉、25角、同金、
26桂、同金、35歩、25玉、15と
まで15手詰

 53龍の軽手から64龍のソッポ行き。
 
同桂は、龍がいなくなれば35歩と打てるので簡単。
 
44歩合は、12角、同飛、35歩、43玉、54角まで。そこで退路を塞いでいる52桂を動かす44桂が正解です。
 
12角は、同飛、35歩、43玉、54角、52玉で逃れ。
 44桂を切って落としてからは、25角以下鮮やかな収束でした。



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