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2013年10月14日 (月)

『詰将棋の世界』『続・詰将棋の世界』

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「赤旗」1978年12月6日から12月31日まで17回掲載されたのが「詰将棋の世界」。
同紙1979年1月31日から3月31日まで36回掲載されたのが「続・詰将棋の世界」である。
「昭和54年4月」付けの田代達生氏(故人)による「はじめに」という序文があるので、田代氏が作製されたものか。
筆者「葵」は、言うまでもなく若島正氏である。

切り抜きを貼って、コピーし製本したもの。

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内容は次の通り。

詰将棋の世界
題名 内容 図面
1 不詰 若島氏の「赤旗」懸賞出題作より
2 中原名人と詰将棋 三段時代のエピソード
3 捨てる 初手52馬、同銀、42銀の3手詰の詰将棋
4 妄想 詰将棋は妄想の産物。指し将棋というリアリズムの毒を飲めば、イマジネーションが枯渇してしまう…
5 詰パラ 「詰将棋パラダイス」の紹介
6 打歩詰の不思議 攻方飛先飛香の原理
7 成らず 打歩詰に関して最もポピュラーな手筋…
8 余詰 詰将棋創作は、根気のいる作業…
9 大道棋 大道棋屋のKさん…
10 中合 24香、23銀合、15手詰の詰将棋
11 夢の中に 夢にみるのは、かならずといっていいほど裸玉…
12 (無題) 正算式と逆算式
13 煙詰 現在では百局を超えている…
14 長手数 「新扇詰」873手詰
15 未知との遭遇 『詰むや詰むざるや』(東洋文庫)の紹介
16 詰将棋作家たち 山田修司氏、駒場和男氏、上田吉一氏の紹介
17 終わりに 詰将棋にはアマ・プロの区別はない…
続・詰将棋の世界
題名 内容 図面
1 はじめに 続編についての基本的な視点
2 詰将棋と著作権1 プロの棋譜と詰将棋の著作権
3 詰将棋と著作権2 プロ棋士のかつての盗作問題
4 詰将棋と著作権3 著作権1、2の続き
5 詰将棋のマーケット1 詰将棋の発表場所1
6 詰将棋のマーケット2 詰将棋の発表場所2
7 詰将棋のマーケット3 地方紙の詰棋欄
8 詰将棋のマーケット4 開拓の余地がある世界-労働組合報、社内報
9 詰棋書紹介1 『詰むや詰むざるや』(東洋文庫)
10 詰棋書紹介2 『続詰むや詰むざるや』(東洋文庫)
11 詰棋書紹介3 『大道棋奇策縦横』(詰将棋パラダイス)
12 詰棋書紹介4 『図式集・下』二上達也九段解説(筑摩書房)
13 初心者開拓用の好形作品はもっと作られてもよい…
14 機能美 好形とは駒数の少なさではなく、図面を見たときに私たちが感じる機能美をさす…
15 実戦型 私達の詰将棋における美意識の上にも、実戦で養われた「形」の感覚が色濃く反映している…
16 曲詰 『将棋秘曲集』の感想
17 中合1 中合による不詰図
18 中合2 *下図参照*
19 中合3 酒井克彦氏作「近代将棋」1965年3月号27手詰
20 中合4 上田吉一氏作「近代将棋」1973年5月号「オーロラ」67手詰
21 遠打1 山田修司氏作「近代将棋」1965年1月号31手詰
22 遠打2 山本民雄氏作「詰将棋パラダイス」1970年11月号11手詰
23 遠打3 森田正司氏作「近代将棋」1966年6月号33手詰
24 遠打4 上田吉一氏作「詰将棋パラダイス」1972年5月号23手詰
25 ばか詰1 花沢正純氏作3手詰
26 ばか詰2 有吉弘敏氏作5手詰
27 ばか詰3 ばか詰とチェスプロブレム
28 ばか詰4 飯田岳一氏作99手詰
29 打歩詰1 森田正司氏作「詰将棋パラダイス」1959年9月号17手詰
30 打歩詰2 巨椋鴻之介氏作「近代将棋」1961年6月号33手詰
31 打歩詰3 大久保善人氏作「詰将棋パラダイス」1956年8月号35手詰
32 打歩詰4 金成憲雄氏作「詰将棋パラダイス」1978年8月号19手詰
33 短編の未来 形か手順か…
34 中編の未来 作家側からすれば、オリジナルな作品を創作するのに絶好の舞台…
35 長編の未来 アマが独占しているこの分野は、疲弊を知らないかのようです…
36 詰将棋の未来 懸念するのは、唯一の専門誌「詰将棋パラダイス」の存続問題…

中合2の図面。出典不詳。

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初手19香、18飛合、同香、17桂合以下21手詰とあるが、2手長駒余りの変長があるようだ。

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コメント

若島正作 詰パラ昭和47年3月号 短大の23手詰を2手頭カットして左右反転したものですね。
この形の飛合はもう一つ観た記憶があります。秋元隆司さんだったかな。

風みどりさん、コメントありがとうございます。
うーん、どこかで見たような...と思ったら、そういうことでしたか。
秋元龍司さんですね。
   ^^^^
1971/09詰パラ高等学校、13手詰。

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